アンのはつ恋ものがたり

アンは自然豊かな町でのびのびと育った、16歳の女の子。
あんず農家を営む両親に名付けてもらったアンという名前は、遠い異国では「あんず」を意味する名前だと聞いている。

毎年6月に最盛期を迎えるあんずの収穫やジャム作りを手伝う以外は、学校に通ったり自然の中で元気に走り回る日常を送る、明るく元気な普通の女の子。

そんなアンの学校に、ある日都会から一人の男の子が転校してくる。
すらりと背が高く姿勢が良いその姿は垢抜けていて、
アンの周りの男の子達とは違って見えた。

爽やかで周りのどんな人とも分け隔てなく接する彼の人柄にアンはどんどん惹かれていく。
彼と仲良くなることができたアンは、ある日曜の朝にピクニックに行くことになった。

あんずジャムとクリームチーズのサンドウィッチ、
それにレモネードを入れたバスケットには彼への想いを
綴ったラブレターを忍ばせて…